先日のテレビニュースで、ゴーヤの売れ行きが、例年の10倍に成っていると言っていました。
壁にネットを張り、ゴーヤの成長により窓遮熱する効果を、期待した映像が流れていました。
ゴーヤは、まだ鉢から40〜50cm程度ですから、効果の出るのは1ヶ月以上先でしょうか。
庶民の、ささやかな工夫を感じます。
私は以前の掲載、窓遮熱の重要性で、窓遮熱での省エネルギー効果を唱えています。
窓遮熱は、パッシブハウスの様な高断熱建物意外の、一般的な性能住宅に於いても、室内不要熱を遮るのには、大変効果的です。
しかし、日本の建物には、窓遮熱装備が殆ど有りません。
固定的な庇類では、季節による日射角度の変化には対応できません。
ですから、垂直か急角度での、窓遮熱部材が効果的なのです。
何故、窓遮熱効果を推奨しないのか、日本の不思議発見の一つです。