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Ⅰ.パッシブハウス5つのポイント(その1)

パッシブハウスは、性能が高い建物です。
その性能条件は、以下の5つのポイントで成り立っています。

①床、壁、屋根断熱のU値が0.15w/㎡・k以下にする事。
②熱橋(ヒートブリッジ)部分のψ値を0.01w/m・k以下にする事。
③窓、玄関ドアのU値を0.8w/㎡・k以下にする事。(太陽熱取得率が50~55%を確保するガラス)
④気密施工に措ける測定結果は、50Pa加、減圧測定で0.6回/h以下とする。
⑤換気は熱交換換気装置により行い、熱交換率は75%以上とする。


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【ドイツPHI(パッシブハウス研究所)のレクチュアから、パッシブハウスを造る5つのポイント】


この5のポイントは、パッシブハウスの性能確保に欠かせない、重要なポイントです。
その数値は、パッシブハウス1㎡当たりの年間暖房エネルギー消費量15KWh以下の性能を確保する為の必修値です。


でも、考えて見ると、どの様な家造りに於いても、この5ポイントには、何らかの数値設定を行う必要が有ります。
つまり、5つのポイントは、昔からある内容で、その性能値を上げる事により、パッシブハウスに近づくと言えます。
ですから、パッシブハウスや無暖房住宅を造るには、特別な事を行うわけではなく、5つのポイントをどの様にするかで決まるのです。
言い換えると、この5ポイントを確実に設計、施工時に押える事で、建物の性能や機能を、向上させる事が出来るとも言えます。


下の写真は、5ポイントの内、熱橋以外の4ポイント(断熱、窓、気密、換気)の、費用対効果をグラフに表したものです。

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左から2番目の断熱が、最大の効果が有る様にも見えますが、この4ポイントの相乗効果が有ってこそ、右端のトータルグラフの効果が出るのです。


例えば、高断熱でも、気密、防湿が悪ければ、断熱性能が落ち、床、壁、天井へ湿気の流入で内部結露やカビの問題が発生します。
高断熱にしたけれど、性能の低い窓を取り付けると、窓からの熱損が大きなエネルギーロスとなり、高断熱の意味が無くなります。
窓からのダウンドラフトが気になる程、床面が冷え、室内環境を悪化させます。
また、高気密にすると、換気をどの様に行うかと言う問題が発生します。
換気を三種換気やドラフト効果に頼る様な換気方式では、外気温度で室内温度が影響する事に成ります。
更に、屋外の風速などにより、室内環境は大きく変化します。
外部からの汚染された空気は、簡単なフィルターでは綺麗には成りません。
結果、無料の空気は、汚くよごれた状態で、体内に入ります。

また、熱橋(ヒートブリッジ)は、表には有りませんが、それも重要で有る事は言うまでもありません。
つまり、5ポイント全てが必要な要素であり、5ポイント同士の相乗効果によりその性能が、アップする事を言っているのです。

この5ポイントに付いて、要点や日本の現状と照らし合わせて考えてみました。


次回、①床、壁、屋根断熱のU値が0.15w/㎡・k以下にする事へに続く。
http://imagawa-k.jp/2009/04/015.html

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2009年04月10日|ページの 先頭へ|