視察先最後の都市、ストックホルム市で見た、スウェーデンと日本の違いを紹介します。
飛行機から見た、ストックホルム市内の様子です。
外敵から、守りを固める建物形体が、上空から見ると良く分かります。
(市街地の殆んどの建物が、四角く囲われて、建てられています。)
人口は、約760,000万人、スウェーデンの首都です。
ストックホルム市は、大小合わせて、14の島から形成されています。
ストックホルム市内には、地下鉄が有ります。
その地下鉄を少し紹介します。
地下鉄の入り口です。

Tの文字が目印です。
この入り口は、ドアなどの仕切りは有りませんが、階段又はエスカレーターを下りると、風除けドアが付いています。
地下改札口手前の、風除けドアの例

こちらは、地下鉄へのエレベーター乗り場です。

地下鉄に降りるための、エレベーターが必ず有ります。
また、エレベーター乗り口へは、屋根が付いていて広いスペースが有ります。
地下鉄改札口に有った、ストックホルム市内の地図です。

ご覧の様に、市内は島に点在していて、その間を地下鉄が繋いでいます。
地下鉄の改札口の様子です。

右手前が、キップを売る窓口です。
改札は、定期などは自動改札です。
入る時のみ挿入口に入れると、アクリル製の扉が開きます。
出る時は、何もせずに進むと扉が開きます。
改札口を入ると直ぐにあった、ホームへのエレベーターです。

ステンレス製で、造りが随分物々しく見えます。
地下鉄のホームです。

各駅のホームが、若干違う仕上げに成っているのは、日本にもある風景ですが、ストックホルムの地下鉄は、各駅によりホームの風景が全然違うのです。
その一部を紹介します。
まずは、掘った岩盤に装飾をした天井です。

この駅ホームは、青を基調にした仕上げです。

次は、岩盤の地肌を感じさせながら、朱色にした駅ホームです。

日本の洞窟でも、この様な色でライトアップした処も有りますが、独特の雰囲気で、日本ではこの様な色使いは、批判の的でしょう。
ホームの様子です。

なんと言ったら良いのか、かなり刺激的なホームです。
突然出現したモニュメントです。

岩盤の支持も兼ねているのか、不釣合いな柱です。
これも芸術でしょうか?
別な駅のホームです。

通る駅毎に、別な表情を持ち楽しませてくれます。
壁面全部が、無表情なタイル貼りの駅ホームと比べると、表情豊かなこんなホームに、共感が持てる様に成ってきます。

こんなホームも有ります。

若い芸術家が、ホームに書いた物が殆んどと聞きました。
この中から、未来の芸術家が出るのかもしれません。
彫刻が現れました。

一部の地下鉄路線での経験でしたが、普通は殺風景な地下鉄ホームが、趣向を凝らしたアートに驚きと同時に、感動を覚えました。
別な駅では、こんなデザインも有ります。

幻想の世界への、入り口へ降りるエレベーターと、言った感じです。

この駅は、移民系の多い地区の駅です。
日本人の方が指導したのか?漢字もアートデザインに成るのですね。

岩盤と、コンクリートの無味乾燥な造りの中で、ベンチは木で造られています。

このベンチには、腰を下ろしたく成りました。
スウェーデンでは、自然材を使う事を忘れません。
駅により、かなりの深さまで下りるホームも有りました。

地下鉄車両の様子です。

黄色の支柱が目立ちます。
良く見て下さい。
車両の窓ガラスが、ペアガラスです。

北海道の地下鉄は、ペアガラスでは有りません。
また、地上を走るJR北海道の列車でも、ペアガラスは一部の車両にしか、使われていません。
ペアガラスは、列車内の省エネにも成りますが、スウェーデンの窓ガラスは、ペアガラス以上の性能が無いと、使用されない様です。
窓際の穴は、暖房用の温風(自然対流みたい)の出口です。
車内の暖房は、少し抑え気味の温度でしたが、外套を着ているので問題ない温度でした。
スウェーデンと日本の違い(5)へ続く。
http://imagawa-k.jp/2007/03/4_1.html
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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2007年03月11日|ページの 先頭へ|