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不名誉な「化石賞」を日本が受賞

2011年10月10日(月)の、道新朝刊コラム「卓上四季」に、日本が環境保護団体から、不名誉な「化石賞」を贈られたと有りました。

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陳腐化した宣言を世界で発表したり、有言不実行を正当化しようとしている、日本政府に対し、世界は厳し目を向けている事を、自覚しなければ成らないと感じました。


東日本大震災後、多くの国から同情や支援を受けていたのですが、福島原発事故から世界の見る目が変わったと聞きます。
日本は、災害被災国から、放射能放出国の加害者とみなされたからです。


福島原発事故により、被害にあわれた方々は、大変なご苦労が有ると思います。
国民としては、理解できるのですが、国際社会は違います。
例えば、フランスに取っては、ビジネスモデルでしょうし、アメリカも良い教材にと、考えていると思います。
また、他の国々は、はた迷惑と思うことは、予想されることです。


国内では被害者としてが、共通認識でも、国際社会では180度違うことを、自覚すべきです。


そうした中で、原発輸出を掲げる日本国の考え方に対し、「化石賞」が贈られわけです。
また、COP‐3「京都議定書」の延長に対し、反対ばかりの日本に対しでも、贈られています。


原発は、段階的に廃棄し、全廃を目指すべきだと、私は考えています。
その為には、再生エネルギーの様な、微小なエネルギーでも賄える、省エネ住宅の「パッシブハウス」の普及が欠かせません。


然るに、国の方針は、2020年頃までに示す省エネレベルは、1999年に作った「次世代省エネルギー基準」の様です。
こんな時代遅れで、レベルが低い省エネ基準では、エネルギーの垂れ流しと同じです。
ドイツやスウェーデンが、日本の次世代省エネ基準の、3倍以上のレベルで法制化し、取り組んでいる事を知ると情けないの一言です。


こうした考えは、無責任な原発輸出や、京都議定書の公約違反の行動と、酷似しています。
世界で唯一の被爆国は、学習能力無しで、全世界へ放射能の危険がある技術を、輸出する国に成ってしまうのでしょうか。
日本人として、恥ずかしいと思うのは、私だけでしょうか。

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2011年10月10日|ページの 先頭へ|