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ソーラー効率

パッシブハウスには、ソーラーエネルギーの活用が必要です。
例えば、窓からの日射は、冬の室内暖房エネルギーに成ります。


現在の太陽エネルギー活用で、注目されているのはソーラー発電でしょう。
国の支援も、ソーラー発電に集中して、エネルギー問題や温室効果ガス削減対策の旗印的な後押しです。
売電単価を上げ、消費者意欲を煽っています。
業界も、コゾッテ最善の商品の様に、消費者メリットを掲げ盛んに宣伝しています。
しかし、その売電単価の付けが、他の一般市民の電気代に加味されるのでは、納得いかない事です。
何か、国が煽る便乗商法に見えるのは私だけでしょうか。


北海道パッシブハウスには、当初からソーラー発電設備を取付ける考えは有りませんでした。
国の偏った支援方策に対する反発も有りましたし、太陽エネルギー効率が太陽熱給湯の方が断然良い事が分かっていたからです。


サイトで調べると分かりますが、太陽熱給湯の方が太陽光発電よりも効率が高いのです。
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ご覧の様に、ソーラー発電の効率は、10~20%に対し太陽熱給湯では40~60%との効率です。
実に2~3倍の違いが有るのです。
また、設備費が安いのも利点です。


日本とソーラー発電で比較されるドイツでは、発電も盛んですが太陽熱給湯も古くから行われていて、比率は半々と聞いています。
また、スウェーデンでは、ソーラー発電よりも太陽熱給湯の方が、断然多い状態です。
緯度が高い為、太陽エネルギー効率の良い、太陽熱給湯が多いのです。


北海道パッシブハウスには、矢崎総業の太陽熱給湯器を付けています。
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(南面の屋根にある、太陽熱給湯パネル)

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(同じく、屋根上の集熱パネル、1.0×2.0が4枚で計8.0㎡の集熱面積です。)

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(機械室内の300L貯湯タンク、夏の放熱対策でEPSt50mm を貼付けています。)


また、各家庭の中で、給湯に使うエネルギー量が増える傾向に有ります。
それは、家庭内エネルギー消費のグラフからも分かります。


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この表は、全国と北海道の家庭用エネルギーを、暖房、給湯、調理照明他、照明他と分けたものです。
当然一般的な家屋が対象ですので、暖房エネルギーが多いのですが、下から2段目の仙台R2000タイプ住宅では、暖房と給湯エネルギーがほぼ同じです。
R2000住宅は、カナダの超省エネ住宅です。
この表では、仙台市内のR2000とだけしか書かれていませんが、住宅性能レベルは日本の次世代省エネ住宅基準よりも上でしょう。
ここで見てほしいのは、性能の良い住宅に於いて、暖房エネルギー消費量を少なくすると、次に行う省エネ対策効果大きいのは、給湯であると言う事です。
家電品の高効率製品を使うよりも、給湯エネルギーを1/2位まで落とせる、太陽熱給湯器を取付ける方が、実情に合っている言えます。


こんなにも、太陽エネルギー効率の高い、太陽熱給湯設備に対する国の支援補助等が少ないのには驚きです。
効率が悪く、設備費が高い、ソーラー発電設備に対し何故手厚い補助や支援費が投入されるのかが分かりません。
家電メーカーと国の結託なのか、矛盾と疑惑が湧いてきます。
太陽熱給湯設備にも、同等の支援補助を行ってほしものです。


2010年夏の熱い日、シャワーを浴びる機会が多かったと思います。
その熱い日差しが、お湯を作ってくれれば、暑い日も許せる気持ちになれるのではないでしょうか。

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2010年09月08日|ページの 先頭へ|