パッシブハウス・無暖房住宅・省エネ環境住宅・RC外断熱、北海道・札幌市・北広島市の今川建築設計監理事務所サイト へようこそ

 
●トップページへ ●初めての方へ ●住まいの相談 ●お問い合わせ ●アクセス ●リンク ●サイトマップ 

パッシブハウス研究講座開催のお知らせ

NPO外断熱推進会議北海道支部主催【パッシブハウス研究講座】


(講座開催に付いて)


札幌市では今年ドイツのパッシブハウスを念頭に置いた北方型高断熱・高気密住宅の研究に調査費を付け、今後の施設づくりへの活用や、一般住宅の高性能化に向けた支援等の検討が進められます。
すでに外断熱推進会議では、3月に札幌市厚別区に完成した、北海道初のパッシブハウスを題材にした、パッシブハウスセミナーを開催していますが、多くの設計者、建築関係者に、パッシブハウスについての理解を深めて頂く目的で、「パッシブハウス研究講座」を開催することとしました。


ドイツのパッシブハウス研究所では、パッシブハウスの5つのポイントを掲げています。
その5つのポイントとは、
①床、壁、屋根部の熱貫流率を0.15W/㎡k以下にする。
②熱橋部の値を、ψ値で0.01W/mk以下にする。
③気密性能を50Psで、加圧、減圧し、建物全体の換気回数を0.6回/h以下とする。
④窓はトリプルガラスで、0.8W/㎡k以上の性能を有し、日射取得率を50~55%確保する。
⑤換気方式は、熱交換換気とし熱回収率75%以上の性能を持つ物を採用する事。

の、5つです。
上の①と②に付いて、今回の講座では勉強したいと考えました。


第1回は「木造戸建て住宅の熱計算」をテーマに、住宅の熱損失係数(Q値)を中心に、住宅の熱損失、その計算手法について分かり易く解説します。

第2回は、「熱橋と気密測定」をテーマに、木構造に於ける「熱橋部」とはどの様な部位か、その対策方法などに付いて解説します。
また、大きな熱損失となる気密について、気密の必要性とその性能を確保する施工法、気密測定報告書の読み方や測定の意味などを解説します。


二講座とも、パッシブハウスを始め省エネ住宅には大変重要な内容です。
これらの講座で得た知識は、パッシブハウスや省エネ住宅の設計・施工に役立つものと考えています。
皆様の参加をお待ちしています。


第1回「木造戸建て住宅の熱計算」
講 師  サデギアン モハマド タギ 氏(タギ建築環境コンサルタント)
日 時  6月5日(土)13:30~16:00
会 場  かでる27 920会議室


第2回「熱橋と気密測定」
講 師  サデギアン モハマド タギ 氏(タギ建築環境コンサルタント)
日 時  7月10日(土)13:30~16:00
会 場  未定(決定後、お知らせ致します。)
 *会場定員は2回共40人


参加費 1・2回連続参加の場合   3500円(連続参加は500円お得です)
     1・2回単独参加の場合は各2000円 
     *参加費は当日会場にてお願いします。


受付締切は、5月31日(月)です。
定員(40名)になり次第締め切りとさせていただきます。
参加申込書先 FAX011-375-9665/TEL011-375-9663((株)今川建築設計監理事務所宛)


参加申込み用紙PDFをダウンロードする場合は、文字をクリックして下さい。プリントアウトした用紙を上記番号へFAX下さい。

トップページへ > お知らせトップへ

パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2010年05月12日|ページの 先頭へ|