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敢えて挑戦(1)の結果

『敢えて挑戦(1)』は、在来軸組み工法で気密値を50PSで0.6回/hにする事でした。

2009年12月13日(日)に、気密測定を実施し、その結果が出ました。


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(気密測定を行う(有)タギ建築環境コンサルタントのタギ氏)


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(気密測定作業と気密シートの状況)


結果は、50PS時での漏気回数は、0.3回/hの数値でした。
つまり、ドイツのパッシブハウス研究所(PHI)が、パッシブハウス基準として掲げている50PS時0.6回/hの数値を、2倍上回る性能で有る事が分かりました。
この性能は、C値(相当隙間面積)で0.1cm2/㎡に成ります。
その総相当隙間面積は15cm2で、建物全体で約4cm×4cmの通気口しかない事を意味します。
これは、脅威的な気密です。


(相当隙間面積(C値)測定報告書PDF)

ファイルをダウンロード


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(測定時の壁気密シート状況と内壁付加断熱50㎜用の下地)

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(窓廻りと壁下地状況)

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(屋根勾配成りに配した、気密シートと下地状況)


また心配していた、屋根と垂木の取り合い、火打ちや梁の気密処理部を確認しましたが、漏気は有りませんでした。

唯一、窓廻りの気密ゴムコーナー部からの漏気が確認出来たので、コーナー部全箇所にコーキング処理を行いました。
また、玄関ドアと枠間からは、かなりの漏気が有り、ドアの調整が必要で有る事が分かりました。

再度、漏気箇所をコーキングと気密テープで塞ぎ、気密測定を実施したところ、50PSでの漏気量は、処置前の88m3に対し79m3/hと約9m3/h減少しました。
しかし、漏気回数0.3回/hが0.2回/hに成る様な減少量では有りませんし、相当隙間面積に於いては、小数第二位を四捨五入する為、0.1cm2/㎡の数値は変らない事に成ります。
究極の気密性能に於いては、今回の測定で判明した漏気部の問題は、取るに足らない程度(数値上)のモノで有ると言える様です。


過去に測定した、枠組み工法での最高値と同等の性能が、在来軸組み工法に措いても出せる事が分かりました。
日本で主流の木造工法である在来軸組み工法でも、ドイツのパッシブハウス研究所(PHI)が、パッシブハウス基準とする気密値を、十分上回る事も分かりました。


敢えて挑戦(1)は、目標値を大きく上回る、最良の結果でその挑戦を打破した事に成りました。

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2009年12月15日|ページの 先頭へ|