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パッシブハウスは簡単

省エネ住宅やパッシブハウスを造る事は簡単です。
しかし、少しコストが掛り、造る技術と造る人の信念が必要です。
この信念が大変重要で、誰にでも出来ない理由でも有ります。


私は、2003年にスウェーデンのリンドース団地で、無暖房住宅に始めて出会いました。

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2003年視察のリンドース団地の無暖房住宅


その時の感動は、今でも残っています。
そして、同時に無暖房住宅を建ててみたいと思いました。

そして、5年が経過し、そのチャンスが来ました。
5年の経過中に、スウェーデンの無暖房住宅で見た事や知りえた知識は、出来るだけ実践してきました。
そして、その性能の向上に自身も驚き、確かな感触も実感してきました。

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Q0.8の家、気密測定では、無暖房住宅の2倍の数値が出た。


そうした体験と知識の裏づけがあり、今、パッシブハウスは簡単に出来ると思う様に成ったのです。

パッシブハウスの基本は、建物外郭性能の確保です。
簡単に言うと、超高断熱です。
壁の断熱厚さは、450㎜以上必要です。
窓の性能は、U値0.8~0.7W/㎡・K以上が必要です。
ドアも2重にして、U値0.8W/㎡・K以上が必要です。

床は、土間床で地盤面からの熱橋対策が必要です。
屋根の高断熱化は勿論ですが、夏の日射対策の為、深い庇が必要です。
その他、各窓の日射対策も必要です。
夏の換気対策上、窓の配置も考えなくては成りません。

そして、重要な要素に、換気が有ります。
換気は、熱交換換気装置が必要です。
この熱交換換気装置が曲者で、日本国内には性能通りの製品が有りません。
本物の熱交換換気装置を確保する事が必要です。

以上の様に、必要ですを列記しまたが、この必要ですが出来ると、パッシブハウスも無暖房住宅も建設可能に成ります。
『何だ、簡単ではないではないか』の声が聞こえてきますね。
でも、必要をクリアーした人達には、もう簡単の領域なのです。


この記載を読んで、パッシブハウスや無暖房住宅を建設したいと思いますか?
そんな事、無理だとか、そんなにハードルが多いのかと思われた方は、出来ないでしょうね。
日本の様に、国の支援が無い状況では、益々ハードルが高く成ります。
ですから、信念を持って取組まないと、出来ないのです。
パッシブハウスや無暖房住宅の建設は、最後は信念を貫く事で成し得る事なのです。

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2008年11月07日|ページの 先頭へ|