内部工事に戻ります。
構造主軸の2×6(140㎜幅)に、ロックウール断熱材(40㎏/m3)をカットして入れます。
設計では、細繊維GW16㎏/m3の予定でしたが、性能の高いロックウールに設計変更しました。

軸間455㎜間隔のスタット間に、140㎜厚のロックウール断熱材をカットして入れます。
カット幅は、軸間内々+5㎜位が目安です。

断熱材は、施工精度で性能が大きく変わります。
如何に、隙間無く構造材にフィットさせるかで、その性能は54%の違いが出ます。
施工が悪いと、140㎜の断熱厚さも、65㎜程度と成ってしまうのです。

壁のコーナー部の断熱工事状況です。
どの部分も、断熱材が隙間無く取り付けられています。

ご近所の、工事現場を見てください。
これだけの、精度で取り付けられている断熱施工は、殆んど見受けられないでしょう。
こうした、地道な積み重ねで、Q値0.80の性能値を実現しています。

この様な、サイズがまちまちな部分が、施工しずらい部分です。
断熱厚さ以下の幅部分が、特に施工泣かせの部分です。

施工不良部分を探すのも、監理に措ける重要な仕事です。
スタッドの多い部分が特にチェック対象です。

この様な部分は、施工泣かせです。
左の断熱材が無い部分は、撮影用に断熱材を剥がしたヶ所です。

屋根断熱は、ロックブローで施工しました。
勾配部分は、カット材での施工限界があるため、吹き込み断熱に変更したのです。
写真は、吹き込み用のネット施工の状況です。

妻壁部分も、ロックブローに変更しました。
カット材施工では、能率が大きく低下する為の処置です。

ロックブロー材です。
ご覧の材料の吹き込み施工で、60㎏/m3の密度と成ります。

ロックブロー吹き込み機です。
材料を裁断し、圧送する機械です。

吹き込み施工中の様子です。

同じく施工中の様子です。
施工のポイントは、端部分の詰め込みです。
物事は、最初と最後が肝心です。

ロックブロー施工完了状況です。
ネットが膨らむ位に、詰め込まれています。
この適度の、張りが重要です。

妻壁部分も施工完了です。
梁部の先張りシートが見えます。

次に、防湿シートを貼ります。
先張りした部分や、窓廻りの先行貼りしていた部分と一体化させます。

屋根部の防湿シート施工です。
シート止め部分のテープ処理が見えます。
(Q0.80)その12に続く。
パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2008年01月08日|ページの 先頭へ|