11月12日(月)、函館市に近い北斗市の浜分中学校の生徒さんから、電話インタビューを受けました。
11月9日、突然の申し入れで驚きましたが、当社を選択して頂いたのも何かの縁と思い引き受けました。
浜分中学校の生徒さんからの質問内容は、
① 建築を始めた経緯は?
② 建築は楽しいですか?
③ 私達の仲にも建築を目指したという人がいますが、目指すためのアドバイスを。
④ 今までにどの位の建築物を建てましたか?
⑤~⑦は、書き止め無かったので、覚えていません。
ご免なさい。
現場監理中での電話受け答えでしたので、上手く話せませんでした。
中学生当時の自分(何年前?)を思い出しながら、出来るだけ中学生の目線で話そうと心掛けました。
質問の答えの一部を紹介します。
①の答え、 自分が中学生の頃、一人部屋が欲しく、そんな思いが切っ掛けで建築科へ進みました。
そう答えながら、こんな事も思いました。
建築業界に長く携わり、その頃の気持ちも忘れ、仕事に終われる日々です。
でも、常に、お客様の住いは、自分の住いと考えて設計監理しています。
その思いは、建築を志した頃と今も変わらないと。
②の答え、 この答えは、素直に答えました。
充実した内容の、現在の建物に取組める事に対する答えだったかもしれません。
大変楽しいですと。
こう付け加えました、北海道、いや日本の建物は性能が低いのです。
私の仕事は、その性能を高める事も目的で、その充実感が楽しいと答えた理由ですと。
(理由要約)
最近は、省エネルギーに対する見方が変わってきました。
地球温暖化問題、石油価格の高騰、環境問題、自由経済の行き止まり感など、数年前には明確でなかった問題がハッキリと問題視しなければならない状況に成ってきました。
建物造りにおいて、確りとした物造りとか確実な物造りといった取り組みに対しては、冷ややかな見方をされましが、現在ではそれを否定する時代背景で無くなり、その考えも消えかけています。
高性能な住い造りを掲げた設計では、見向きもされなかった状況が変わりつつあります。
スウェーデンの物造りを見て、それに感銘を受けた自分が奇異にみられた時期は過ぎ、それに同調する人が増えて来ている事も感じています。
地球的問題は好ましく有りませんが、時代を先取りした快感は、それを体験した人しか味わえない喜びです。
『だから言ったでしょう』と、心の中で呟く自分がいます。
だから、今は楽しいのです。
中学生からのインタビューは、新鮮でした。
忘れかけていた事や、自分のいる状況も再確認出来ました。
浜分中学校から建築を志す人が出れば、私も嬉しい。
お役に立ちましたか?
浜分中学校生徒さん、インタビュー頂きどうも有り難う御座いました。
また、当社のホームページを見に寄って下さい。