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北海道新聞に当社の記事が掲載

11月8日(木)北海道新聞 北広島欄に当社の記事が掲載されました。
現在、小樽市富岡2丁目で設計監理中の、Q値(熱損失係数)=0.80W/㎡Kの住宅と、省エネ住宅の普及に付いて述べた記事です。

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以下記事内容


【北広島】市内山手町二で建築設計監理事務所を営む、今川祐二さん(54)が、断熱性能が高く暖房費を低く抑えることができる『省エネ住宅』の普及に力を入れている。
現在は小樽市富岡で、断熱性能が国の基準の二倍となる住宅の設計などを手掛けている。
灯油価格の高騰や地球温暖化が問題になっている中、今川さんは『今回の事例が省エネ住宅への関心が高まるきっかけになれば』と話している。(能正明)


今川さんは岩見沢市出身、高校で建築を学び、道内大手ゼネコンなどに勤めた後の2000年7月、現在の事務所を設立した。


省エネ住宅に興味を持ったのは、03年に東京のNPO法人が主催したスウェーデン視察ツアーに参観し、本場の技術を目の当りにしたこと。
『結露も出ないし、耐用年数も長い。建築のプロとしてより良い家を設計したいという気持ちがあり、その答えの一つがあった』と今川さん。
その後、省エネ住宅を中心に手掛けるようになった。


小樽市内で建設中の住宅は、木造2階建て述べ床面積約275㎡。
壁に使う断熱材の幅は一般住宅の2.5~3.0倍の29㎝。屋根は43㎝。
窓には3枚ガラスを使用し、スウェーデン製の熱交換換気装置を設置する。


断熱性能は、住宅金融公庫の融資基準となる国が定めた次世代省エネルギー基準の2倍で、暖房費がゼロに近い『無暖房住宅』に迫る。
夏場の暑さ対策には、屋根のひさしを長くして、照りつける日差しを遮るなどの工夫を凝らす。
今月末にも完成する予定。


省エネ住宅をめぐっては、道内の大学教授や工務店などが『北海道無暖冷房住宅研究会』を設立。
技術向上に向け本格的に動きだしている。


以上が内容です。


私は何時も考えます。

石油の天井知らずの高騰や温室効果ガス問題など、人類の生存問題のターニングポイントと言える時代に生きる私達にとって、真剣に考えなければ成らない時です。
然るに、我が国の指導者達は、EU諸国から比べると、余りにも小手先の手立てに終始する現状が有ります。
早く、建築物に対し、省エネに動く舵取りをしなければ、無駄な浪費が続く事の成ります。
それは、国民の不利益であり、国家の大きな損益です。

EU諸国の、建築物に対する徹底した省エネ対策は、日本が大いに見習うべき事です。
良い手本を真似る事は、決して恥ずかしい事では無く、人生に措いての時間の有効活用と考えるべきです。
省エネ住宅に対しては、何れ出る答えが同じなのに、時間だけ掛けているが日本の業界関係者達です。

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2007年11月08日|ページの 先頭へ|