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8-2.ランツクローナ市の自己暖房住宅(その2)

ランツクローナ市の自己暖房住宅の設計者である、バーナー・ストローク氏から、設計の経緯について説明して頂きました。
以下、説明内容です。

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これは、住宅内部からの、熱の逃げを表現した概念図です。
普通の住宅では、床、壁、天井、窓、ドアから、沢山の熱エネルギーが逃げていきます。


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熱交換機でない換気方式や、性能の低い熱交換換気装置を装備した住宅では、換気からも熱エネルギーが逃げていきます。


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その為に、室内への大きな熱エネルギーの補充が必要に成り、暖房期間はその繰り返しが行われます。
これが現状の、一般的な住宅の状態です。
ライニングコストは、このエネルギー消費のウエイトが大きく、これからはこのエネルギー消費を抑えなければ、成りません。


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自己暖房住宅は、外郭を沢山の断熱材で覆っています。
また、高性能な窓とドアを使用しています。


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その効果で、内部発熱源(電気機器類、人体発熱源)と、窓からの太陽エネルギーの取得で、室内暖房は補えます。
また、高性能な熱交換換気装置のより、熱のリサイクルを85%可能にしました。


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こうした事で、自己暖房(セルフヒーティング)が可能と成ります。
特段な設備は不要です。
パッシブハウスの基本は、外郭の高断熱化と高性能な窓とドア、そして性能が確かな熱交換換気装置です。


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自己暖房住宅の断熱図です。
床:350㎜、壁:450㎜、屋根550㎜の断熱厚です。


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この写真は、自己暖房住宅で使用した窓の、複層ガラスエッジの改善を示したものです。
エッジをメタルから、樹脂製に改善した事で、窓際で8℃の違いが出たそうです。
パッシブハウスでは、あらゆる熱橋部に付いて考え直す必要があります。


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この写真は、自己暖房住宅で使用された、熱交換換気装置です。
熱交換率85%の高性能な製品です。
熱交換部が大変大きく、他社製品との違い(熱交換率)が実感出来ました。
外気温が低い時期の入気に対しては、900W程のヒーターが自動運転で、加温する仕組みに成っています。
また、熱交換部分は水洗い出来る様に、下部にはドレーン排水出来る様に成っています。


次回は、8-3題『ランツクローナ市の自己暖房住宅題(その3)』を記します。

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2007年10月23日|ページの 先頭へ|