ドイツ連邦共和国
首都ベルリン市内の、建築を4回に亘って紹介してきました。
今回が最終回です。
(2003年2月2日視察)
ベルリン市内の地図(2枚貼り合わせ全体図)
右側の拡大地図です。
右上のアレキサンダー広場から始まり、前回の首都ベルリンの建物(その3)では、(37)ユダヤ博物館まで紹介しました。
今回は、図面左中段やや下の、ポツダム広場に向かうところから紹介します。
左側の拡大地図です。
こちらの地図には、(46)ツォー駅前⇒(47)カイザー・ヴィルヘルム教会が載っています。
今回は、以下の順序で紹介します。
(38)ポツダム広場⇒(39)昼間のポツダム広場⇒(40)レーターバーンホフ駅(現在の中央駅)⇒(41)連邦議会議事堂横の議会事務棟⇒(42)連邦議会事務棟の正面にある首相官邸⇒(43)ベルガモン博物館の裏側⇒(44)市内の光景⇒(45)ドイツ スペイン大使館⇒(46)ツォー駅前⇒(47)カイザー・ヴィルヘルム教会⇒(48)森鴎外記念館前
地下鉄でポツダム広場に向う。
地下鉄ホームの様子。
鉄柱はリベット接合でドイツの歴史ある地下鉄を感じる。
地下鉄車両
地下鉄車両のドアは、自動的には開閉しない。
ドアに付いているボタンを押すと開く。
乗り降りしないドアは、止まっても開かない。
これも、省エネになる。
自動ドアに慣れた私達には不思議な光景に見えた。
地下鉄ホームとポツダム広場をつなぐ地下道。
最先端の開発地区に通じる地下道らしく幻想的かつ新未来的なデザインだ。
(38)
ポツダム広場(1)
地上に出るとそこは、ベルリンの新しい顔。
光の演出がすばらしい。
(38)
ポツダム広場(2)
広場に向う通路の壁面
(38)
ポツダム広場(3)
ガラスと光の競演だ。
ソニープラザにて。
(38)
ポツダム広場(4)
全面ガラスのビルとライトアップ。
(38)
ポツダム広場(5)
進路を示すが如くライトの帯が続く。
(38)絵葉書より
(38)
ポツダム広場(6)
廻りの開発状況から見ると、ここだけ浮いた感じがする。
今後新旧の取合いを、どの様にして往くのか注目したい。
(2003年2月3日視察)
(39)
昼間のポツダム広場
廻りは、開発途中や、手付かずのビルが見える。
昼間は、別の顔が有る。
(39)
昼間のポツダム広場
(39)
昼間のポツダム広場
廻りには、低層で古いビルが沢山ある。
(40)
レーターバーンホフ駅(現在の中央駅)
駅の周りの内外は、工事中だが、乗り降りは出来る。
(40)
レーターバーンホフ駅(現在の中央駅)
ガラスのアーチで囲まれている、駅のホーム。
(40)
レーターバーンホフ駅(現在の中央駅)
ホーム下の現場。
吹き抜け状態で、ホームから下を覗けばこの状態だ。
仕切りは、ネット一枚だけ。
(41)
連邦議会議事堂横の議会事務棟
連邦議会事務棟(1)
棟ごとの中庭が緑化されている。
地下階があるため、緑化部分は屋上と同じことなる。
(41)
連邦議会事務棟(2)
地下階上の、緑化工事
凹の窪み部分を緑化し中庭にしている。
(41)
連邦議会事務棟(3)
別のエリヤの中庭。
エリヤごとに庭のデザインが違う。
(41)
連邦議会事務棟(4)
ガラスのルーバー
この部分は共用部階段の様だった。
(41)
連邦議会事務棟(5)
全面ガラスで、市民に透明性を強調しているのか。
(41)
連邦議会事務棟(6)
ブラインドを下ろした会議室。
ドイツでは、日差しの遮断は外部側での基本は実践されている。
(41)
連邦議会事務棟(7)
ブラインドを下ろしたオフイス。
(41)
連邦議会事務棟(8)
外部のブラインド収納状況。
ブラインドはワイヤーで振れ防止されている。
(41)
連邦議会事務棟(9)
ガラスの建物のメンテナンス。
(42)
連邦議会事務棟の正面にある首相官邸。
昼食のため、市の中心街に入る。
昼食を取った、鉄道高架下のレストラン。
天井画が凄い。(ベルガモン博物館の裏手側の高架下の店)
(43)
ベルガモン博物館の裏側。
(44)
市内の光景
(44)
市内の光景
(44)
市内の光景
(44)
市内の光景
(45)
ドイツ スペイン大使館(1)
緑化工事会社の施工先だったドイツ スペイン大使館を見学できた。
旧ドイツ施設を改装して大使館に使用している。
(45)
ドイツ スペイン大使館(2)
大使館内の2階屋上中庭、下には1階の施設がある。
(45)
ドイツ スペイン大使館(3)
2階屋上中庭からの施設。
(45)
ドイツ スペイン大使館(4)
パーティーの時は、この扉から中庭に出るのかな?
(45)
ドイツ スペイン大使館(5)
2階屋上中庭からの施設。
(45)
ドイツ スペイン大使館(6)
2階中庭から1階中庭を見る。
(45)
ドイツ スペイン大使館(7)
建物と外周のフェンス
フェンス越しの、スペインとドイツ。
(45)
ドイツ スペイン大使館(8)
大使館前から見えた戦勝記念塔
ティーアガルテン Tiergarten
18世紀初めフリードリッヒ大王が王宮とシャルロッテンブルク宮殿を結ぶ道を造り、19世紀に市民公園
として整備された。園内は南北1km、東西2kmにおよび、中央を6月17日通りが貫く。サイクリングロー
ドも完備している。
(46)
ツォー駅前。
クライスト通りとヨアヒムスターラー通りの交差点。
(47)
ツォー駅前を歩き
カイザー・ヴィルヘルム教会を見学した。(1)
1895年に完成したが、第二次世界大戦の空襲を受けた。
平和祈念の為、復元せず戦火時の状態で現在に到る。
カイザー・ヴィルヘルム教会
ドイツ統一を果たした、皇帝ヴィルヘルム1世をしのんで、19世紀末に建てられた。
第二次世界大戦の空襲で破壊され、平和記念のため現在もそのまま姿で残されている。
1961年、建物の隣にはモダンなユニオン教会が建てられ、夜のライトアップが美しい。
(47)
カイザー・ヴィルヘルム教会(2)
下部部分。
アーチ部分の支持部は、鉄による補強が成されている。
(47)
カイザー・ヴィルヘルム教会(3)
下から上部を写す。
(47)
カイザー・ヴィルヘルム教会(4)
内部の様子。
教会の歴史と記念品売り場がある。
(47)
カイザー・ヴィルヘルム教会(5)
内部天井
天井画が一面に描かれている。
(47)
カイザー・ヴィルヘルム教会(6)
隣の礼拝堂を内部から見た様子。
壁面のステンドグラスは圧倒される。
(2003年2月4日視察)
(48)
森鴎外記念館前。
帰国の日、空港に向かうバスの中から写す。
ドイツ連邦共和国 ・首都ベルリンの建物 終り