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無暖房住宅の窓と熱交換換気扇

無暖房住宅の窓と熱交換換気扇

【無暖房住宅の窓】

(窓性能について)
二酸化チタン単板+複層二酸化チタン塗りクリプトンガラス入り
U=0.85W/㎡K
63%の光が入る(処理無しは72%入る)

無暖房住宅の南面の窓
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南面の窓(室内から見る)左はFIX窓、右は開閉窓
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南面の窓(室内から見る)開けた状態
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南面の窓(室内から見る)内側ガラスはペアガラス、外側にはシングルガラス
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南面の窓(室内から見る)開けた状態(右はハンス・エーク氏)
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南面の窓(室内から見る)厚い窓(茶の部分は開閉可能)
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南面の窓(室内から見る)茶の部分を開閉した状態
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南面の窓べランダ側から敷居を見る
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左:南面の窓敷居を上から見る   右:外部側おさまり(下部)
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左:南面の窓外部側おさまり(上部)  右:南面の窓を外部地上から見る
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北側の窓を外部から見る
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北側の窓を内部から見る
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左:2階南側の窓と室内  右:2階北側の窓と室内
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【無暖房住宅の熱交換換気扇】

無暖房住宅には、熱交換換気扇が不可欠です。
換気扇メーカーで機械の説明を受けました。
ハンス・エーク氏自ら、何故、無暖房住宅にこのメーカーの換気扇を採用したか、また換気プロセスについて説明してくれました。

また、メーカー各担当者からも、会社概要、製造、性能等について説明をしてもらいました。

左:換気扇メーカーでの説明風景  右:関係者との写真
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ハンス・エーク氏自ら、換気理論の説明をして頂きました。
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機械上部のダクトは、見本の為、短くしてあります。
本来はこのダクトが各主要室に伸びていきます。
会議室に設置された機械は、打合わせ中運転していましたが、音は大変静かでした。

換気扇本体(開けた状態)
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この熱交換換気装置は、冷蔵庫型タイプです。
使用延べ床面積は、180~200㎡に対応しています。
ホワイト家電品と同じ様な色と形で、同じスペースに並べて置ける様に考えています。
また、水周り近くに置くことで、メンテナンスの際に水で洗浄する事が容易になります。
洗浄水は、本体下部のドレーンパイプから汚水として下水管に流します。
この機械は、室温を設定しておくと、自動コントロールされます。

換気扇各部の説明
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同型の熱交換換気扇が、無暖房住宅に設置されている
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現在の日本の機械換気設備は、天井内収納タイプが主流で、コンパクトです。
しかし、スウェーデンのこのメーカーの機械は、大きくて床置きタイプです。
何故、床置きで大きいのでしょうか。
熱交換するための、熱交換部分が大変大きく、その部分で重量も重くなっています。
また、メンテナンスし易い事が、優先されていて、床置き型にならざる負えません。
長く、丈夫な製品が、スウェーデンの国では、重要と考えられています。

左:換気概念の説明   右:模擬住宅での説明
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左:模擬住宅での説明   右:ダクトバリエーション
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左:ファン部分の写真   右:噴出し口の展示
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【総評】

窓については、無暖房住宅での実績から、性能は充分実証されています。
デザインと性能を合わせ持つ、大変良い製品だと思います。
早く、日本でも購入可能になって欲しいものです。

換気装置については、日本でも、熱交換型に移行して行くでしょう。
省エネルギーの観点からも、熱交換換気装置は不可欠です。
日本の換気メーカーは、現在は熱交換型に対しては積極的ではないようです。
しかし、スウェーデンでは、熱回収率が85%以上の性能が実証され、低エネルギー住宅には必需品になっています。

日本では、気密性能を競う割には、換気による穴はあまり焦点になっていません。
熱が逃げる穴には違いがないのに、おかしな話です。
シックハウス対策による換気装置の義務化の割りは、省エネルギーを無視した、現在の換気メーカーの対応は、遅れているとしか言い様がありません。
早く、スウェーデンに負けない熱交換型換気装置を安価で購入出来るよう、日本のメーカーに努力して頂きたものです。
また、換気装置のフィルターの性能も大変良く、この点も日本との違いがあります。
交換部品のストックが長く、この点も日本が見習うところでしょう。
製品の違いは、国の考え方の違いと、オーバーラップしました。
製品の真似は出来ても、発想までは真似はできないでしょう。
発想こそ、日本とスウェーデンの差となっています。
その差を、スウェーデンに来るたびに感じ、そして同時にモドカシサも感じるのは、私だけでは無いと思います。
私は、スウェーデンから学ぶ事は、建築分野以外にも沢山あると思っています。
日本の皆さん、日本が学ぶべき事は、アメリカ以外の国からも沢山ありますよ。

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2007年01月17日|ページの 先頭へ|