ルンド大学で、建築物理学の権威者アーネ・エルムロート博士のレクチュアを受けました。
その(1)
ルンド大学は1666年に創設、理学部を始め文化系の学部もある総合大学です。 1964年にルンド工科大学が創設され、現在大学には6000名の学生と200名の教授がいます。
建築物理学部(エネルギー、熱湿気、換気を研究)を、訪問しました。
建築物理学の世界的権威者アーネ・エルムロート博士自らのレクチュアを受け、大変貴重な体験でした。
1900年 7㎡
1930年 15㎡
1960年 28㎡
1990年 47㎡
と、一人当りの住居占有面積が増えている。
マルメ市は北緯55度33分、ストックホルム市北緯60度に位置するが、気温は意外と温暖である。(メキシコ湾暖流の関係)
赤が気温、青が湿度、緑が平均気温を示します。
湿度は夏低く、冬少し高い、冷房設備は住宅には殆ど無く、オフイスなどで使用するぐらいです。
スウェーデンでは、夏の太陽光取得率が高いので、太陽熱の利用出来る可能性も高い。
1850年~2000年の大気汚染グラフ全てのカーブが右上向きである。 現状は悪い方向なので、これを下げるのが課題だ。 CO2 (二酸化炭素)、SOx、NOx
毎年右上昇する地球平均気温のグラフ。CO2の排出量を下げなければ成らない。
ルンド大学建築物理学科(2)へ続く