南面屋根に5m2の太陽光給湯設備を設置し、年間給湯使用量の50%
を賄う。
(ハンス・エーク博士宅では15年前より同種の設備を設置しているが、15年間
故障なし。
夏には子供用プールに使用し、温室用暖房にも使用している。)
無暖房住宅団地では、データ収集のため、屋根煙突に降雨測定装置をつけてい
た。
(各部断熱データ)
- 土間床:土間下断熱250㎜スチロール下に防湿層
- 基礎側:120㎜スチロール
- 外壁:435㎜壁断熱
- 隣家界壁:断熱と遮音
- 天井:500㎜断熱
- 換気:換気回数:0.5回/時間
換気フィルター花粉などの侵入を抑える。
アルミ材で熱交換
2年毎にフィルター交換義務付け
熱交換換気扇も流しから直接ホースで洗える仕組み。
- 窓:
二酸化チタン単板+複層二酸化チタン塗りクリプトンガラス入り
U=0.85 W/m2K
このガラスで63%の光が入る。
実際に、現地で無暖房住宅を見た私は、地域的条件や窓・熱交換換気装置の
入手方法などには課題はあるが、日本国内での建設は、充分可能である事を感
じてきました。
日本に無暖房住宅が沢山建つ事に、私も協力していきたいと考えています。
トップページへ > 無暖房住宅とはトップへ
パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所:
2006年08月16日|ページの
先頭へ|